CryptoPunks V1とは？NFTプロジェクトの特徴や入手方法を解説！

Q: V1トークンの背景がラベンダー色で、V2のようなネイビー/ブルーでないのはなぜですか？

V1 PUNK #7804 CryptoPunks #7804 2つのスマートコントラクト内でハッシュ化されたオリジナルの画像ファイルは、背景が透明になっています。こちらでご覧ください。 2つのバージョンの混乱を避けるため、V1コミュニティは背景色をラベンダー色にしています。 参考： https://github.com/larvalabs/cryptopunks/blob/fddf7c827befebd8fe6f23835aa66b780a249fc3/punks.png GitHub cryptopunks/punks.png at fddf7c827befebd8fe6f23835aa66b780a249fc3 · larvalabs/cryptopunks Collectible 8-bit characters on the Ethereum blockchain. - larvalabs/cryptopunks

2022年8月11日

こんにちは、NFTおたくです。

今回紹介するのは「CryptoPunks V1」というNFTプロジェクト。

日本語での情報がほとんどないため、公式サイトの情報を元に、どのようなプロジェクトなのかを簡単にまとめてみました。

細かい説明とかは良いから「すぐにCryptoPunks V1の買い方を知りたい！」って人は下のボタンから飛べます！

CryptoPunks V1を購入する

CryptoPunks V1とは

コレクション名	CryptoPunks V1
発行数	10,000
ブロックチェーン	イーサリアム
開発	LarvaLabs
コントラクトアドレス	0x282BDD42f4eb70e7A9D9F40c8fEA0825B7f68C5D

CryptoPunks V1とは、2017年6月9日にLarvaLabsによってリリースされたコレクション。

CryptoPunks V1の歴史

以下のスレッドに簡潔にまとまっています。

The history of Cryptopunks and why you need to understand the use-cases of our Cryptopunks v1 wrapper.

A thread 🧵
— CryptoPunks ᵛ¹ (@v1punks) March 28, 2022

English

Launched in June 2017 by Larva Labs, Cryptopunks were originally free for anyone with an Ethereum wallet to claim (+ gas).

In the original Cryptopunks smart contract, there was a code error that caused Ethereum to be allocated to the buyer instead of the seller when a purchase was made. In other words, a buyer was immediately refunded for their purchase and was able to keep the Punk.

Not long after the bug was found a newer version of the Punks contract (V2) was released and Punks were airdropped to the original claimers. To fix this bug, Cryptopunks v1 wrapper was born, making it safe to trade on secondary marketplaces.

Recognisable by it’s lavender background colour. But what does it mean to wrap an NFT? When you wrap, you deposit the NFT into another smart contract. Allowing it to be traded on secondary markets such as opensea and fixes any bugs on the original NFT contract.

Wrapping is like putting the NFT into a transparent box allowing it to be transported and shipped when the original version did not have these functions. You can also unwrap your NFT. Learn how to unwrap/wrap your punk in our discord channel: https://discord.gg/v1punks

This recovery of the original Punks smart contract is a community led and rapidly growing phenomenon consisting of original Punk claimants, NFT historians, digital archeologists and extremely talented developers.

V1s exist just as V2s do. This cannot be changed since the V1 Punks are a permanent part of the blockchain. While the V1s still exist in their original form, so does the existing bug in the V1 contract, so NEVER put an unwrapped V1 on sale as you will most likely loose it.

CryptoPunks v1 are not a derivative but are in fact the “original/classic” Cryptopunks. This is verified on the Ethereum blockchain and is immutable.

Hemba（@soldthebottom） has since returned more than 30 v1 CryptoPunks heisted in the 2017 exploit including the rare (and historic) v1 Cryptopunk #6487- it has symbolic meaning and used as our Twitter pfp. Given back to its rightful owner after 5 years of original exploit.

日本語

2017年6月にLarva Labsによって立ち上げられたCryptopunksは、もともとイーサリアムウォレットを持っている人なら誰でも無料で請求できる（＋ガス）ものでした。

オリジナルのCryptopunksスマートコントラクトでは、購入時に売り手ではなく買い手にイーサリアムが割り当てられてしまうコードエラーがありました。つまり、購入者は購入代金を即座に返金され、Punkを保持することができたのです。

このバグが発見されて間もなく、Punks契約の新しいバージョン（V2）がリリースされ、Punksはオリジナルのクレーマーにエアドロップされるようになりました。

このバグを修正するために、Cryptopunks v1ラッパーが誕生し、セカンダリーマーケットプレイスでの取引を安全に行うことができるようになりました。

ラベンダーの背景色でお馴染みです。

しかし、NFT をラップするとはどういう意味でしょうか。
ラップすると、NFTを別のスマートコントラクトに預けることができます。これにより、openseaなどのセカンダリーマーケットで取引できるようになり、元のNFTコントラクトのバグも修正されます。

ラッピングとは、NFTを透明な箱に入れることで、オリジナル版にはなかった輸送や発送を可能にすることです。また、NFTのラッピングを解除することもできます。

パンクのアンラップ/ラッピングの方法は、私たちのdiscordチャンネルでご確認ください：https://discord.gg/v1punks

このオリジナルのPunksスマートコントラクトの回収は、オリジナルのPunkの主張者、NFTの歴史家、デジタル考古学者、非常に優秀な開発者からなるコミュニティ主導で急速に成長している現象です。

V1もV2と同じように存在します。V1 Punksはブロックチェーンの永久的な一部であるため、これを変更することはできません。
V1はまだ元の形で存在しますが、V1コントラクトの既存のバグも存在するため、包装されていないV1を売りに出すと、ほとんどの場合、それを失うことになるので、決してしないでください。

CryptoPunks v1は派生物ではなく、実際には「オリジナル/クラシック」なCryptopunksです。これはイーサリアムのブロックチェーン上で検証され、不変のものです。

Hemba（@soldthebottom）はその後、希少な（そして歴史的な）v1 Cryptopunk #6487-それは象徴的な意味を持ち、私たちのTwitter pfpとして使用されているを含む2017 exploitで盗まれた30以上のv1 CryptoPunksを返しています。元のエクスプロイトから5年後に正当な所有者に返されました。

CryptoPunks V1に関するよくある質問

V1 CryptoPunksは派生コレクションですか？

派生コレクションではなく、LarvaLabs創設者のMattとJohnによってリリースされたオリジナルのCryptoPunksです。”V1″は、2017年6月9日にLarvaLabsによってリリースされたオリジナルのスマートコントラクトを表すために使用されている用語です。”V2″は、2017年6月23日にLarvaLabsによってリリースされた、オリジナルのV1請求者にPunksがエアドロップされた複製スマートコントラクトを説明するために使用する用語である。

なぜCryptoPunksには2つのバージョンがあるのですか？

V1コントラクトはコードにエラーがあり、1万人全員が請求した後に発見されました。彼らは、重複する契約を作成し、これらすべてのV2パンクを元のV1請求者にエアドロップすることにしました。4年以上もの間、オリジナルのV1コントラクトは、コード内のバグを修正し、トークンを現代のマーケットプレイスで安全に取引できるようにするラッパーが作成されるまで、ほとんど忘れ去られていました。

なぜこのNFTはラップされているのですか？

CryptoPunksが構想された2017年当時、利用可能なトークン形式はERC-20と呼ばれるものだけで、USDCやUSDTといったイーサリアム上のトークンに使用されている形式と同じでした。現代の標準であるERC-721は、後に（Punksから直接インスピレーションを受けて）作られ、OpenseaやLooksrareなどのマーケットプレイスでの取引に必要なものです。V1パンクをラッピングするには、中央のスマートコントラクトを介してERC-20トークンをERC-721と交換する必要があります。パンクは自由にラッピングしたり、ラッピングを解いたりすることができます。高価な絵画を海外に輸送することを想像してみてください。輸送中は安全な素敵な箱に包み、到着したら包みを解けるようにしますよね。スマートコントラクトのラッピングも同じように機能します。

V1トークンの背景がラベンダー色で、V2のようなネイビー/ブルーでないのはなぜですか？

2つのスマートコントラクト内でハッシュ化されたオリジナルの画像ファイルは、背景が透明になっています。こちらでご覧ください。
2つのバージョンの混乱を避けるため、V1コミュニティは背景色をラベンダー色にしています。

参考：https://github.com/larvalabs/cryptopunks/blob/fddf7c827befebd8fe6f23835aa66b780a249fc3/punks.png

GitHub

cryptopunks/punks.png at fddf7c827befebd8fe6f23835aa66b780a249fc3 · larvalabs/cryptopunks Collectible 8-bit characters on the Ethereum blockchain. – larvalabs/cryptopunks

CryptoPunksの歴史的な意義は何ですか？

CryptoPunksプロジェクトは、2017年にブロックチェーン経由でデジタル資産の所有権を証明できる実験でした。それは、「NFT」という言葉や概念さえもそうなる前に存在し、現在使用されているERC-721トークン標準にインスピレーションを与えたと直接的に信じられています。イーサリアム初の「プロフィール写真」コレクターズアイテムであり、暗号通貨内でも初の試みでした。10,000シリーズのコレクションは、CryptoPunksにインスパイアされたものです。CryptoPunksに触発された、可変レアリティのキャラクター・トリートメント。おそらく、デジタルコレクタブルをオンラインアイデンティティとして使用するというコンセプトそのものが、CryptoPunksの影響によるものでしょう。今日、NFTに存在するすべてのものは、少なくとも1つは、この謙虚な実験に直接影響を受けているのです。