最近 Twitterで#NFTJPNっていうハッシュタグがついた企画が盛り上がってるみたいだけど、詳しく知りたい…!
今回はこのような要望に答えていきます。
- NFTJPNとは
- NFTJPNの参加方法
- NFTJPNの開催スケジュール
2022年現在、NFTアートは海外へのリーチがまだまだ厳しい状況になっています。
しかし、これは本当にもったいない。
日本にはアニメや漫画の文化があります。NFTアート、ことにイラストは日本クリエイターが世界で輝く可能性のある分野なのです。
「こんなに素晴らしい作品ばかりなのに、海外にリーチできないのはもったいない…!」
今回はそんなあなたの憂いを払拭する素敵な企画を紹介していきます。
NFTJPNとは
日本のNFT作品を海外のNFTコレクターに届けるためのTwitter連動型キュレーションプロジェクトです。
このプロジェクトが発足したのは11月のPajiさんの以下のツイートが発端です。
このツイートに多く賛同者が集まったことで、このプロジェクトは動き出しました。
日本のNFTが海外に売れない理由
NFTの市場規模は世界全体で見ると現在進行形で急成長しています。
しかし一方で、日本国内の市場の立ち上がりは鈍いのが現状です。
現在の日本国内の様子はコレクターの数に対してクリエイターの数が多く、供給過多で作品が売れにくい状況が発生しています。
「こんなに素晴らしい作品を見逃すなんて…」
という方は一度、立場を置き換えて考えてみてください。
あなたは海外のNFT作品をいくつ知っていますか?
- CryptoPunks
- The Bored Ape Yacht Club
- cool cat
正直、ニュースで話題になるような作品しか知らないのではないでしょうか。
日本語で普段情報を追いかけていると、どうしても英語圏のものは翻訳されたもの、一大トピックばかりになってしまいます。
NFTJPNこそソリューション
NFTJPNはそんな現状を打破します。
NFTJPNは日本のクリエイターと海外のコレクターの橋渡しをします。
海外コレクターがNFTJPNのアカウントをフォローしておけば、日本クリエイターのNFT作品がチェックできる」という状態を目指します。
月1イベントが定番化されたら、よりシステム化し、理想的にはスマートコントラクトで動くdApps化(かんたんにいえばGoogle Formやスプレッドシートを使わないブロックチェーンを用いたWebサービス化)で、ガバナンスNFTなどを組み合わせて、より一層DAO化に向けた展開ができればと思っています
Pajiさんはこのようなツイートもされていて、Solidityを触れる方にも貢献する機会はありそうですね。
NFTJPNの参加方法・開催スケジュール
現在はまだプレ運用の段階で、毎月第二土曜日に開催されています。
第3回では、Google Formの入力項目を大幅に減りました。
- 作品URL
- (本人確認のための)Twitter投稿URL
- NFT生成形式のアンケート
作品は審査員(国内の有力NFTコレクター)の厳正な審査のもと、作品が選出され海外向けメディア(公式Twitterアカウント等)で発信されます。
現在はプレ運用中のため、仕様変更する場合があります。
NFTJPNに参加するメリット・デメリット
結論から言うと、デメリットは現時点ではありません。
メリットは以下の通り。
- 海外コレクターへのリーチ
- 「#NFTJPN」からの新規の流入
- 有力国内コレクターに作品を認知してもらえる
1.海外コレクターへのリーチ
日本のNFT作品のキュレーションメディアとしてのポジションを確立することで、海外へのリーチが見込まれます。
そのためには、NFTJPNが長期運用されていく中で質の高い日本発のNFT作品を紹介するプロジェクトだと世界に広く認知される必要があります。
アニメイラストのコンテンツをはじめとする紹介するNFT 作品のクオリティを担保しなければなりません。
NFTJPNが審査員を設けているのは、質の良い作品の投稿を続けるブランド作りの一環、強いては日本全体のNFT作品の底上げなのです。
2022/01/12現在、OpenSeaやFoundation以外のプラットフォームを多用しているクリエイターさんは応募ができません💦
(応募作品のリストアップは手動で行っているため)
2.「#NFTJPN」からの新規の流入
数年後には日本国内のNFT作品を見る際は、ハッシュタグ「#NFTJPN」での検索を活用することが今後スタンダードになると思います。
その根拠はこちら▼
NFTJPNの目的は海外コレクターたちに日本のNFT作品を知ってもらい、できれば購入してもらうことです。公式Twitterは「おまけ」みたいなものです。その意味では、海外のコレクターがハッシュタグ「#NFTJPN」の存在に気づいたら、参加する全クリエイターさんがその恩恵を授かるように設計されています
Pajiさんのツイートより引用
3.有力国内コレクターに作品を認知してもらえる
新しくコレクションを立ち上げたばかりの方や、今まで認知してすらもらえていなかった作品を知ってもらう機会になります。
なので「審査に落ちてしまうかも…」と応募を躊躇う必要はありません。
「これからNFT作品を出品を出品してみたい」
という方もNFTJPNは月一で開催されているのでチャンスはたくさんあります。やらずに後悔するよりもやって後悔した方が後悔の度合いは小さいはず。
ともにNFT業界を盛り上げていきましょう。
次に繋がる行動
具体的には以下の通り。
- 暗号資産取引所で口座開設する
- MetaMaskでウォレットを作成する
- Openseaでアカウントを作成する
- MetaMaskにコインを送金する
- NFTを購入する